ゴールドワン ゴルフスクール

あなたのスイングを強くする

ハンドファーストにならない理由3 手を前に出しちゃダメ!「抜く」んです!

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世界のトップは皆ハンドファーストインパクト!その後、フォロースルーは「スルー」の通り、「抜く」んです!両腕をスイングレフトに抜いていくから体が回って、インバランスフィニッシュへ持っていけるわけです。

 

能動的に手を返してボールを突きいったら、体の回転が止まって、ヘッドが暴れちゃうことに早く気が付きましょうね。海外ではそんなの当たり前です!

 

最近は日本の読者の皆さんも、クラブの慣性(クラブが前に出たい、ヘッドが返りたい)を理解できるようになったから、能動的に使うと、変なとこに飛んで行っちゃうというのがわかってきましたね!むしろ、それを抑えるぐらい(相殺)でないと、真っ直ぐ飛んでくれないんです!

 

バッティングセンターのピッチングマシーンは左右の回転軸が逆方向に回転して、真直ぐなスピードボールを投げていますよね?ゴルフも同じで、体が左に回転していくのに、両腕を左に回旋させたら、めっちゃ左に飛んでいきますよ!意図してボールに右回転を与えるようなイメージ(ハンドファーストかつフェースが右を向きながら回転)で相殺されて真っ直ぐ飛ぶものなんです!

 

この感覚は、スライスを体の正面で手を返して克服してきた、100切り前後のゴルファーに効果的です!なぜなら、スライス克服した後はガチッと捕まえるのが気持ちいいもの。でもその手で打つ強い打感が、そのあとの命取りになります。そう!抜けが悪くなるんです!

 

抜けの良いスイングを考察していったら、必ずこのレッスンにたどり着きますよ!ゴルフは「浮力」「落下」「回転(抜き)」を生かした物理です。バランスの良いスイングを目指すためのキーワードです!

本気でスライスを治したいなら、インバランスフィニッシュしかありません!

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スライス矯正を題材にしたドリルがたくさんあるけど、手の返しが足りないとか、振り遅れるからとか、体が開きを直さないとか、ばっかり!

 

僕に言わしてもらえば、終わりよければすべてよしですよ!前述した矯正法でバランスのいいフィニッシュが取れますか?全てはインバランスフィニッシュです!はっきり言って、インパクト重視の点で考えているうちは何十年立っても、スライスは治りませんよ!

 

インバランスフィニッシュが取れるということは、クラブを360度まーるく振るイメージが常にあるということ。飛球線の左側に体の回転で振った球は絶対に捕まりますし、球を乗せて運んでいるのでコントロールもしやすいです。

ノブさんがレッスン3日目で克服できたのも、体が回りきって体重が左に乗り、真っ直ぐバランスよく立てるようになったからです。それまでは、合わせ打ちだから腰が引けて、体重移動がまったくできていませんでした。

 

球筋もよくある高〜く右に抜けていく典型的なプッシュスライス(スピン多)で全然飛びませんでしたが、インバランスフィニッシュのイメージができると、かる〜く振って捕まったドローボールが打てるようになり、一気に50ヤードアップに成功しました!

 

インサイドアタックができるようにバックスイングも変え、フラットなトップにしました。クラブを体の後ろからまーるく振って、さらに構えた時のシャフトと地面の角度を変えないように、低く左へ振っていくとシャロースイングのイメージができます。

 

フォローでグリップエンドが左腰の近くを通過、左手の甲で背後にある壁を一押しする感じで、左手親指を左耳に近づけて招き猫ポーズをとれると、自然と左サイドが立ち上がり、右腰がスーッと前に押し込まれます。これが本当の招き猫型インバランスフィニッシュです!やってみて!

ボールの見過ぎ!窮屈なトップ!軸ブレの原因どうやって治しますか?

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初心者は必ず、「ボールを最後までしっかり見ていなさい」と教わっちゃうんだけど、これも日本のゴルフ文化の一つだから、しょうがないっちゃ、しょうがないんだけど、上達は絶対遅れます!

 

ボールは見てろ!肩をあごの下に入れろ、左腕はしっかり伸ばせ!とよく教科書に書いてある基礎知識。だけどよく考えて見て?どれもこれも上体に力の入るファクターばかりが揃っちゃってます。これじゃ、体幹を真っ直ぐにキープして、水平回転なんて、とてもじゃないけどできません!だから指導の仕方によっては、とんでもない時間を費やしてしまいますので、気をつけたいところです!

 

最近始めたばかりの超初心者(みちこさん)が軸トレを2日間行った結果、スライスとチョロを克服!7番アイアンで110ヤード真っ直ぐ飛ばせるようになりました。なんと、50ヤードアップです!

これをやったら?手の返し治ります!

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僕の本の中でも説明していますが、インバランスフィニッシュ時に、招き猫ポーズが取れたら、手を返さずに回転で打てた証拠と書いています。

 

冒頭でも言っていますが、日本人ゴルファーの95%はダウン時に左前腕の回外をしている、またはそのようにしろと教わっていますが、世界標準は違います!

 

世界のスーパースターのグリーンを狙うショットのフィニッシュを見てご覧なさい。フィニッシュ時にシャフトで背中を叩くような選手は誰もいません。皆、目標の左に振っても(スイングレフト)手を返さずに(フェースローテションを抑える)振り抜き、一旦シャフトが天を突くように立ったあと、両耳の後ろにシャフトが巻き付きます。体の柔らかい選手はアイアンでも背中が正面を向くまで回るので、シャフトが飛球線と重なるまできますが、基本皆さん、招き猫フィニッシュです!

 

僕は日頃から左に振っても、左に行かないスイングを身につけなさいと言っています。これをまともに受けると、左前腕を回外させながら、左に振るんだから、めちゃくちゃフック・チーピンのイメージしか湧かないわけです。

 

これを払拭するのが、ハンドファーストで左に抜いた後に、左前腕を回内させて、親指を左耳に向けて招き猫ポーズをとるフィニッシュです!この時、両肘は背中側を指すまで回し込み、左肘は横に張り出しています。体の回転と同調させて振っていくと、このような形になります。

 

今の時代、無理に左脇を締めてフィニッシュをとる選手はいません。パーシモン時代はガッチリ締めて、前腕を回外させながら、右からドローが当たり前のようでしたが、今のクラブでそんなことをしたら、フック・チーピン・天ぷらとまともにまっすぐ飛んで行きません!

 

前にも言いましたが、僕は大きなクラブヘッドが胸の正面にあって、胸のラインとヘッドで逆T字を形成しているイメージがあります。体の回転に沿って、インサイドから下りてきて・正面・またインサイドに入るイメージを持っていますので、基本は体の回転に準じてクラブが体の正面にある感じです!

 

いいですか?皆さん!スーパースター選手の正面写真で前腕が回外してるように見えても、まともにこれは回外させて手を返しているんだなと思わないこと!目標の左に振っていくから、フェースは左に向きたい慣性が働くけど、本人は拮抗した力(回内)を感じてフェース管理をきちんとしています。

ハンドファーストにならない理由 (2 ) 上級者専用裏面ダウンドリル ハンドファーストには体の後ろからクラブが出てくる感覚が必要!

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ハンドファーストにならない理由!ここではクラブが体の後ろから出てくる感覚がわかると、早い段階でハンドファーストインパクトが実現可能になるということを言いたかったんです!

 

クラブを体の後ろに倒して、(頭上時計の4時半あたりから)クラブを引っ張ってくるには、裏面ダウンの動作が不可欠です。シャフトの内側が体に巻きつくように近くを通り、慣性モーメントを小さく回転できると、誰もが即、ハンドファーストの形でボールをかっさらっていけます。(前ターフも削れます)

 

現在これ世界の常識です!マキロイ、ケプカ、タイガー、ジョンソン、キャメロンチャンプ(最も飛ばす男)渋野日向子選手、みなハンドファーストインパクトで飛ばしています!

 

今回、私の出版した本の中でも、一番皆さんが驚かれて、「こりゃ、やらんといかんわ!」と思わせたのもこの部分で、タメをつくってハンドファーストインパクトを見直す結果となったのではないでしょうか?体の回転を止めて、体の正面でビュンビュン手を返す、ハンドリリース派の多い日本の皆さんが、これから世界標準を見直すことになれば、とても嬉しいことです!

 

このドリルは上級者が出球を揃えたり、柔らかいランディングで最適な弾道の高さと距離感を養うのに必要不可欠なドリルです。まず、前捌きで体の正面にクラブを突き出す人には、ボールまで届かないので、トップの連続になります。回転の中でクラブを体の後ろから低くまーるく振りながら「助走」を感じられる人、その結果、つまんでる程度のソフトグリップでハンドファーストで左へ抜いていき、招き猫フィニッシュが取れると、打感の軽いスイングが実現できます。

 

打感が激しいとか、重い打感の好きな人はフィーリングの欠如が著しく早い段階でやってきます。フィーリングを持続できる人はいつでも軽い柔らかい打感を求めています!

飛ばない人の原因を探る(1) 振るべきところでビシッと回転すれば50ヤードアップも可能!チェックポイントは少なめに!

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僕も若い頃、鏡とにらめっこして、入念なチェックをしていたものです。自己満足を得るまで何時間も鏡の前に立ち、スイングもせずに、左腕はきっちり伸ばして、トップはここかな?ダウンからフィニッシュまでスイングプレーンをなぞって、グリップもキツキツでした。

 

これ、日本人ゴルファーの習慣と行っても過言ではありません!常にチェックポイントは3つ以上で頭の中がスイングのことでいっぱい。肩も腕もグリップもガチガチで動けない体を、自ら作っています。

 

僕が思うに、練習場では2つまで考えていいと思います。3つも4つも課題を練習場に持ってきてはいけません。次回の課題にしましょうね!そして、本番では裏面ダウンオンリーです!(体に染み付くほど練習していれば無の境地でいけますが)野球のピッチングと同じで肘をしならせるという動作は普段の生活で全くしない動きなので、相当な練習とイメージが大切です。飛ぶ飛ばないもこの動き一つにかかっていますからね!

 

それと裏面ダウンはインサイドアタックに欠かせない動きで、タメを形成してレイトヒット(ハンドファーストインパクト)を実現させる大切な動作です。よってここまではイメージしてもらって結構です!

 

ただしここからは、背中越しを感じて、遠心力を利用して、目標の45度左にクラブを放り投げる円軌道の中で球を捉える感覚を大切にしてほしいです!

 

裏面ダウンをイメージできるようになったら、反動をつけてスイングに勢いをつける動作を注入してください。クラブを前方3時に振って、反動で帰ってくるところを、右足踵内側への踏み込み→背骨を軸に背中を捻る→最後にヘッドの順番で動くと、クラブが勝手に一直線に右耳横まで上がってきます。リラックスしていると本当にフワッと浮力で上がってきて、クラブが一瞬軽くなる「間」があります。その時に左サイドを踏み込んで回転力を一気にアップすると、想定外の回転力が生まれ、とてつもない飛距離が生まれます!ぜひ、皆さんもトライして見てください!

インドアレッスンで上達する方法はこれだ!

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暑いので、インドアを活用している方が多いと思います。
僕は各会場にある練習器具をフルに有効活用しています。これはこんなことに使えるなって、すぐにイメージが湧いてきちゃうんです。

 

G1スイングはクラブ中心ではなく、ボディーワークがスイング構築の基礎になっているので、身体に記憶させるトレーニングが主になります。使ったことのない筋肉を使うので、次の日筋肉痛になる方もいるみたいです。それぐらい、マッスルメモリーが大事なのです。

 

打球するだけじゃ上手くなりませんよ!、インドアに行ったら是非、参考にしてください!