ゴールドワン ゴルフスクール

あなたのスイングを強くする

ボールの見過ぎ!窮屈なトップ!軸ブレの原因どうやって治しますか?

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初心者は必ず、「ボールを最後までしっかり見ていなさい」と教わっちゃうんだけど、これも日本のゴルフ文化の一つだから、しょうがないっちゃ、しょうがないんだけど、上達は絶対遅れます!

 

ボールは見てろ!肩をあごの下に入れろ、左腕はしっかり伸ばせ!とよく教科書に書いてある基礎知識。だけどよく考えて見て?どれもこれも上体に力の入るファクターばかりが揃っちゃってます。これじゃ、体幹を真っ直ぐにキープして、水平回転なんて、とてもじゃないけどできません!だから指導の仕方によっては、とんでもない時間を費やしてしまいますので、気をつけたいところです!

 

最近始めたばかりの超初心者(みちこさん)が軸トレを2日間行った結果、スライスとチョロを克服!7番アイアンで110ヤード真っ直ぐ飛ばせるようになりました。なんと、50ヤードアップです!

これをやったら?手の返し治ります!

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僕の本の中でも説明していますが、インバランスフィニッシュ時に、招き猫ポーズが取れたら、手を返さずに回転で打てた証拠と書いています。

 

冒頭でも言っていますが、日本人ゴルファーの95%はダウン時に左前腕の回外をしている、またはそのようにしろと教わっていますが、世界標準は違います!

 

世界のスーパースターのグリーンを狙うショットのフィニッシュを見てご覧なさい。フィニッシュ時にシャフトで背中を叩くような選手は誰もいません。皆、目標の左に振っても(スイングレフト)手を返さずに(フェースローテションを抑える)振り抜き、一旦シャフトが天を突くように立ったあと、両耳の後ろにシャフトが巻き付きます。体の柔らかい選手はアイアンでも背中が正面を向くまで回るので、シャフトが飛球線と重なるまできますが、基本皆さん、招き猫フィニッシュです!

 

僕は日頃から左に振っても、左に行かないスイングを身につけなさいと言っています。これをまともに受けると、左前腕を回外させながら、左に振るんだから、めちゃくちゃフック・チーピンのイメージしか湧かないわけです。

 

これを払拭するのが、ハンドファーストで左に抜いた後に、左前腕を回内させて、親指を左耳に向けて招き猫ポーズをとるフィニッシュです!この時、両肘は背中側を指すまで回し込み、左肘は横に張り出しています。体の回転と同調させて振っていくと、このような形になります。

 

今の時代、無理に左脇を締めてフィニッシュをとる選手はいません。パーシモン時代はガッチリ締めて、前腕を回外させながら、右からドローが当たり前のようでしたが、今のクラブでそんなことをしたら、フック・チーピン・天ぷらとまともにまっすぐ飛んで行きません!

 

前にも言いましたが、僕は大きなクラブヘッドが胸の正面にあって、胸のラインとヘッドで逆T字を形成しているイメージがあります。体の回転に沿って、インサイドから下りてきて・正面・またインサイドに入るイメージを持っていますので、基本は体の回転に準じてクラブが体の正面にある感じです!

 

いいですか?皆さん!スーパースター選手の正面写真で前腕が回外してるように見えても、まともにこれは回外させて手を返しているんだなと思わないこと!目標の左に振っていくから、フェースは左に向きたい慣性が働くけど、本人は拮抗した力(回内)を感じてフェース管理をきちんとしています。

ハンドファーストにならない理由 (2 ) 上級者専用裏面ダウンドリル ハンドファーストには体の後ろからクラブが出てくる感覚が必要!

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ハンドファーストにならない理由!ここではクラブが体の後ろから出てくる感覚がわかると、早い段階でハンドファーストインパクトが実現可能になるということを言いたかったんです!

 

クラブを体の後ろに倒して、(頭上時計の4時半あたりから)クラブを引っ張ってくるには、裏面ダウンの動作が不可欠です。シャフトの内側が体に巻きつくように近くを通り、慣性モーメントを小さく回転できると、誰もが即、ハンドファーストの形でボールをかっさらっていけます。(前ターフも削れます)

 

現在これ世界の常識です!マキロイ、ケプカ、タイガー、ジョンソン、キャメロンチャンプ(最も飛ばす男)渋野日向子選手、みなハンドファーストインパクトで飛ばしています!

 

今回、私の出版した本の中でも、一番皆さんが驚かれて、「こりゃ、やらんといかんわ!」と思わせたのもこの部分で、タメをつくってハンドファーストインパクトを見直す結果となったのではないでしょうか?体の回転を止めて、体の正面でビュンビュン手を返す、ハンドリリース派の多い日本の皆さんが、これから世界標準を見直すことになれば、とても嬉しいことです!

 

このドリルは上級者が出球を揃えたり、柔らかいランディングで最適な弾道の高さと距離感を養うのに必要不可欠なドリルです。まず、前捌きで体の正面にクラブを突き出す人には、ボールまで届かないので、トップの連続になります。回転の中でクラブを体の後ろから低くまーるく振りながら「助走」を感じられる人、その結果、つまんでる程度のソフトグリップでハンドファーストで左へ抜いていき、招き猫フィニッシュが取れると、打感の軽いスイングが実現できます。

 

打感が激しいとか、重い打感の好きな人はフィーリングの欠如が著しく早い段階でやってきます。フィーリングを持続できる人はいつでも軽い柔らかい打感を求めています!

飛ばない人の原因を探る(1) 振るべきところでビシッと回転すれば50ヤードアップも可能!チェックポイントは少なめに!

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僕も若い頃、鏡とにらめっこして、入念なチェックをしていたものです。自己満足を得るまで何時間も鏡の前に立ち、スイングもせずに、左腕はきっちり伸ばして、トップはここかな?ダウンからフィニッシュまでスイングプレーンをなぞって、グリップもキツキツでした。

 

これ、日本人ゴルファーの習慣と行っても過言ではありません!常にチェックポイントは3つ以上で頭の中がスイングのことでいっぱい。肩も腕もグリップもガチガチで動けない体を、自ら作っています。

 

僕が思うに、練習場では2つまで考えていいと思います。3つも4つも課題を練習場に持ってきてはいけません。次回の課題にしましょうね!そして、本番では裏面ダウンオンリーです!(体に染み付くほど練習していれば無の境地でいけますが)野球のピッチングと同じで肘をしならせるという動作は普段の生活で全くしない動きなので、相当な練習とイメージが大切です。飛ぶ飛ばないもこの動き一つにかかっていますからね!

 

それと裏面ダウンはインサイドアタックに欠かせない動きで、タメを形成してレイトヒット(ハンドファーストインパクト)を実現させる大切な動作です。よってここまではイメージしてもらって結構です!

 

ただしここからは、背中越しを感じて、遠心力を利用して、目標の45度左にクラブを放り投げる円軌道の中で球を捉える感覚を大切にしてほしいです!

 

裏面ダウンをイメージできるようになったら、反動をつけてスイングに勢いをつける動作を注入してください。クラブを前方3時に振って、反動で帰ってくるところを、右足踵内側への踏み込み→背骨を軸に背中を捻る→最後にヘッドの順番で動くと、クラブが勝手に一直線に右耳横まで上がってきます。リラックスしていると本当にフワッと浮力で上がってきて、クラブが一瞬軽くなる「間」があります。その時に左サイドを踏み込んで回転力を一気にアップすると、想定外の回転力が生まれ、とてつもない飛距離が生まれます!ぜひ、皆さんもトライして見てください!

インドアレッスンで上達する方法はこれだ!

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暑いので、インドアを活用している方が多いと思います。
僕は各会場にある練習器具をフルに有効活用しています。これはこんなことに使えるなって、すぐにイメージが湧いてきちゃうんです。

 

G1スイングはクラブ中心ではなく、ボディーワークがスイング構築の基礎になっているので、身体に記憶させるトレーニングが主になります。使ったことのない筋肉を使うので、次の日筋肉痛になる方もいるみたいです。それぐらい、マッスルメモリーが大事なのです。

 

打球するだけじゃ上手くなりませんよ!、インドアに行ったら是非、参考にしてください!

G1スイングの疑問? 実際も裏面ダウンどおりの軌道で振らないといけないの?

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最近、多くのお客様から質問されるスイングのお話です

 

G1理論を習った生徒さんは、練習場でも裏面ダウンポーズを必ずやるので、「これはG1生徒だ!」と一目でわかります。それほど、印象のある事前ポーズですよね!

 

動画でも言っているように、トップからクラブの慣性で垂直落下する、回転すればヘッドは前に出でいきまーるく振られる。ここでは言ってませんが、回転に勢いが増すと浮力でクラブが浮いてきます。これら皆んな自分からクラブで何かしようと能動的に起こすものでなく、正しいボディーワーク(軸回転=正しい順番で捻って捻り戻す動き)に合わせてクラブがしたいことを待ってやれば受動的に起こることなんです!

 

ですからスイングを考える時、クラブを暴れさせてはいけません!わかりますよね?クラブをギュって握ってはいけないし、筋肉をしなやかに柔らかく動かさないと、クラブの重心を感じててスイングするなんて不可能です。

 

さあやってみましょう?トップからクラブの重心を暴れさせずに垂直落下させて、右肘を脇腹前に絞り込んだところで、背中越し(目標の45度左に振るイメージ)を感じて回転したら、クラブが暴れなく回転できて、ストレスフリーではないですか?この軌道が裏面ダウンに沿ったスイングプレーンですよ!

 

でも、実際に体の回転が加わるとクラブの慣性でヘッドが前に出ていこうとするので同じような軌道を通るのは不可能なんです!むしろもしその軌道に近いスイングをしていたら、トップでシャフトが寝てレイドオフになってるだろうし、すくい打ちなのでボールは右にすっ飛んで行ってるしょうね!

 

裏面ダウンを意識して、後方から撮影した画像をチェックする際、トップからクラブの垂直落下を感じて右肘を絞り込む瞬間にシャフトが右肩口を斜めに通過、キャスティングせずにシャフトが巻きついたまま回転すれば、右肘のラインに沿って下りてきて、ボールまで一直線でヒットします。自分のイメージ(理想)では、右肘を絞り込む時にはシャフトを地面と平行にするつもりでいるのに、画像で見ると肩口→右肘の間から直線的に振っているのがわかります。これが現実と理想の相違なんです!

 

もし、シャフトがクビを切るように下りてきてたら要注意!裏面ダウンをよりはっきり意識させて、クラブを後方にループさせて、お尻の後ろの方からクラブを低くまーるく振る練習をしないと、アウトサイドインは矯正できません!

 

また、体型や体の硬さによっても異なります。僕みたいに体が硬く、肩幅(大胸筋と肩の筋肉が大きい)があり腕の短いタイプはバックスイングが浅くなりがちでカット軌道になりやすいので、かなりの裏面ダウンの意識と肘と肩を柔らかく使うイメージが大切です。ゴルフで羨ましいのは、体幹と股関節周りが柔らかく、なで肩で腕の長い人は、何んの苦労もなく裏面ダウンを意識していれば、簡単にシャロープレーンが身につきます。(土田コーチのように野球のピッチャー出身者は肘と肩が柔らかいので羨ましい!)

 

ですから、日々ゴルフが上手くなるために、ストレッチが必要だし、ゴルフの力学的なことを認識しておくことが大事ですね!

アプローチのザックリ・トップ・抜ける球 3大ミスいっぺんに治します!

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3大ミス本当に多いですね!簡単に言っちゃえば、全部手打ちです!要するにハンドスピードが早すぎるんです。これを直さなければいつになっても繰り返してしまいます。

 

以前の動画でも紹介したけれど、アプローチにもステップドリルが有効的です。ショットほど踏み込み幅は小さいけれど、クラブの始動と同時に踏み込んで、上体の進行形と下半身のフォワードスイングで拮抗した捻転差(反発エネルギー)を形成することで、トップで「間」ができます。

 

この「間」がキーワードです!グリプエンドを中心にクラブ本来の動き続けたい慣性(振り子)を利用しないといけないんで、スッぽ抜けそうなぐらいソフトな握りで、手首が滑らかでしなりが使えないと、トップで「間」を感じて、フットワークを使って踏み込んで行くことができません。

 

それとここで最も重要な、左股関節をコマネチラインに沿って斜め後方に切り上げる動きです。トップでクラブを置き去りにする感覚のうちに、この動作を行うことで、クラブがプロのような最適な軌道でおりてきます。フラットリストで低く長くフェースに乗って運ぶように打てるから、ボールの押し、スピンの利き、距離感の合致に明らかな違いが出てくると思われます。

 

ゆっくり、焦らず、ブランコのイメージをして、踏み込んで腕振りが後からついてくる感覚を体感してください!今までなかったフワッと浮力のようなものを感じて、クラブの重さで落下してくる感覚がでてきたら、しめたものです!頑張って練習してください!